プリウス、リコールを届け出=ブレーキ不具合で22万台超−トヨタ(時事通信)

 トヨタ自動車は9日午後、ブレーキに不具合があるとして、ハイブリッド車(HV)の新型「プリウス」(昨年5月発売)など4車種のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。対象は新型プリウスのほか、昨夏以降に発売されたHVの「レクサスHS250h」と「SAI」、新型プリウスをベースとした「プリウス プラグインハイブリッド」の計22万3068台。いずれも同じブレーキシステムを採用している。
 リコール届け出後、豊田章男社長らが午後3時半に東京本社で記者会見する。
 米国で販売した10万台前後についても、現地でリコールを発表する。新型プリウスをめぐっては、滑りやすい雪道などで低速走行中に「ブレーキが瞬間的に利かない」との苦情が出ている。
 同社は当初、車両の欠陥ではない「フィーリング(運転感覚)の問題」(佐々木真一副社長)と主張。自主改修による対応を検討した。ただ、ブレーキ問題とは別に、欧米を中心に「カローラ」「カムリ」などのアクセルペダルの不具合で大量リコールを強いられた際にも、対応の遅れが指摘されていた。このため、顧客の不安の沈静化と信頼性回復のため、一段と厳格なリコールを選択した。 

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〔用語解説〕「リコール」
トヨタ、プリウスなどのリコール届け出=ブレーキ不具合で
プリウス、リコール午後届け出へ=ブレーキ不具合で4車種
トヨタ、9日にリコール届け出=国内のプリウス20万台弱

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